車にクロスバイクを積んで6時に車で出発。
フェリーで島原半島へと熊本港に向かったところ、なんと霧のためフェリーは欠航だって。
予定を変更して国道3号へ引き返し、陸路で長崎県に向かいます。
まずは、修学旅行以来ウン十年ぶりとなる西海橋を訪れました。
すぐ横には、新西海橋という橋もできていました。
桜は満開、見下ろす海は急流で白い渦が巻いていて、なかなかいい眺めです。
ここは、写真を撮るだけのつもりだったけど、西海橋と新西海橋を歩いてぐるっと周遊する遊歩道の案内板があったので、自転車で走ってみました。
新西海橋は自動車専用だけど、車道の下に歩道がついています。
下を見るとちょっと怖い。
西海橋の方は歩道が無く、歩行者は狭い路側を歩かないといけないので危ないです。
自転車でサッと通り抜けて正解だったかも。
車に戻って西海橋を渡り、西彼杵半島を西へ。
長崎県の地図を眺めていて、西彼杵半島から西の方向にいくつかの島をつなぐ橋が架かっているのを発見したので行ってみます。
橋は、半島側から寺島~大島~蛎浦島~崎戸島とつながっています。
さらに、崎戸島の先には御床島という島もあるけど、無人島みたいで橋が架かっていないので、崎戸島まで自転車で往復することにします。
適当な駐車場が無いので、一つ目の橋、大島大橋を車で渡って寺島の大島大橋公園に駐車しました。
自転車を降ろして、まずは渡ってきた大島大橋を往復。
寺島に戻って、次の寺島大橋を渡って二つ目の島、大島へ。
橋からは、右手に大きな造船所が見えました。
大島は、このあたりの中心なんでしょうか、高校がありました。
次に中戸大橋を渡って蛎浦島へ。
高い煙突が見えたので行ってみると、炭鉱の跡でした。
続いて入り江をまたぐ崎戸橋を渡って、最後に本郷橋を渡って西端の崎戸島へ到着。
ここから来た道を引き返します。
桜は、寺島大橋の寺島側の公園に少しあったくらいだったけど、海の水はものすごくきれいでした。
透き通っていて、海底の石や砂、海草も見えました。
車も少なくて、走りやすい道でした。
駐車場まで戻って、次の目的地の島原半島に移動します。
比較的スムーズに走れたけど、島原半島の57号線は大渋滞でした。
まず、島原の乱の舞台となった原城跡へ。
過酷な年貢に耐えかねたキリシタン農民たち一揆軍が、ここに立て籠もって抵抗したけど全滅したというところです。
島原の乱の後は、二度とこの場所が一揆軍に利用されないよう、幕府により徹底的に破壊されたそうです。
本丸の跡だけが公園になっているけど、かなり大きな城だったようです。
説明板を見たり、桜の写真を撮ったりしていると、おじいさんが話しかけてきて、ここの台地は雲仙の噴火でできたのではなく、阿蘇の噴火でできたのだと教えてくれました。
阿蘇火山はすごいですね。
次は島原城へ。
天守閣がえらい立派だけど、築城当時の姿に復元したんだそうです。
今日は結構動いたので雲仙温泉で疲れをとります。
島原港からフェリーで熊本に帰るつもりだったけど、大牟田の知人から、武雄温泉で春祭りをやってるという情報があったので、急きょ武雄温泉へ行ってみることに(笑)
これから熊本に戻るのも面倒なので、博多のサウナに泊まりました。