ごま塩オヤジの全国探訪記

これまでに出かけたところを振り返ってみました。

2011年7月 隠岐の島

この連休は、初めての隠岐の島へ行ってきました。
行くことにしたきっかけは、SNSで知り合った隠岐の人と、メッセージのやりとりをしたこと。
そのうち、ネタも無くなってやりとりは自然消滅してました。
が、数ヶ月過ぎた頃に「お元気ですか?」というメッセージをもらったので、急に隠岐に行ってみようかなという気になり、ネットで観光コースなどを調べて宿を予約しました。

そして週末、広島を未明に出発し、車で4時間走って、七類港9時半の隠岐汽船に乗って2時間半。
初めての隠岐に到着です。

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七類港を出航

島前の別府港で下船。
今日から多客期のみ国賀海岸まで延長運行する町営バス。
バスの行先表示が国賀海岸になっていないので、念のため運転手に確認したら、国賀海岸までは行かないとのこと。

すぐ次にバスが来るのかなと思って待ったけど、発車時刻を10分過ぎても来ないので、港の観光案内所に相談したら、運転手が勘違いしたのだろうとのことで、タクシーを呼んでくれて、タダで送ってもらえました。

国賀海岸の遊歩道は、炎天下で超暑い。
暑さのせいか、馬もいない。
排泄物はあちこちに落ちてて干からびてたけど。

しかし、この風景は写真で見るよりすごいです。
実物見てガッカリという観光地もあるけど、ここは違います。

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通天橋

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摩天崖

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観音岩

続いて、バスで浦郷まで戻り、今度は観光船に乗って、海から国賀海岸を観光。

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観光船から

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海からの摩天崖

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海からの観音岩

夕方のフェリーで島後・西郷港へ渡ります。
ここで、隠岐の人と合流。
隠岐に来てくれたことがすごく嬉しい」と喜んでくれました。
町の食堂で夕食をとって、空港方面へ夜のドライブに連れて行っていただきました。

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夕食

翌日のホテルの朝食は、昨日の夕食よりもリッチ。
隠岐の人の案内で、お薦めの「かっぱ遊覧船」に乗船。
北前船で栄えた西郷の港町やジオパークの海岸、かっぱ伝説の川などを周遊。

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朝食

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かっぱ遊覧船

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西郷大橋をくぐる

下船後は、車で島を一周。
サザエが美味しかったです。

隠岐の島の色々な話を聞きました。
海が荒れると、数日間は新聞も来ないし、生鮮食品をはじめとする物資も底をつくし、本土では考えられないです。
自分は離島に住むのは無理だなぁ。

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かぶら杉

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サザエ壺焼き

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白島海岸

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五箇創生館で隠岐そば

西郷港に着いて、15時のフェリーの時間まで土産物を見たり買ったり。
やがて、フェリーの時間が来て、乗船口で握手をして彼と別れました。
彼は、メールでの印象どおり、素朴で誠実な感じの男でした。
でも、こんな離島に来ることはもうないだろうな、と思いました。

岸壁には20人ほどの高校生が、島から出ていく同級生を見送っているのだろうか、別れのテープがちょっと感動的でした。

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西郷港出港

船に乗り込み、客室に荷物を置いて、港の写真を撮ろうと最上階の甲板に上がってみると、彼が港の送迎デッキから船に向かって手を振っているのが見えました。
なんかうれしくて、自分も手を振りました。

船が出航してからも、船が見えなくなるまで手を振ってくれてるのを見てるうちに、「世界ウルルン滞在記」のテーマ曲が頭の中に流れてきて、いつか必ずまたこの島に来ようと思いました。

客室に戻ると、彼から「サザエを送るので、住所を教えてください」とメールが来ていました。
サザエが届いたら、お礼に自分の田舎の特産のピオーネを送ろうかと思っています。

広島には22時過ぎに着きました。
ありがとう。

2015年9月 自転車で球磨川下り(熊本県)

■このたびの九州豪雨の被災者の皆様に心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復興をお祈りします。
(写真の第一・第二球磨川橋梁とも流失してしまいました。)

 

折り畳み自転車を担いで、7時前の列車で熊本を出発して人吉へ。
朝の肥薩線普通列車は、「いさぶろう・しんぺい」の車両で、ちょっとラッキーでした。

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肥薩線車内

人吉駅で自転車を広げて、球磨川沿いの道を下流に向けて八代まで走ります。
できるだけ国道とは反対側の静かな道を選んで。

船下りの船は、まだ営業時間でないのか見かけなかったけど、ラフティングのボートは何カ所かで見かけました。

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第二球磨川橋梁

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球磨川その1

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球磨川その2

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ラフティング

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記念写真

途中、SL人吉を見るため、白石駅を過ぎたあたりで少し待機。
対岸を走るSLは、おもちゃみたいでした。

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SL人吉

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第一球磨川橋梁

4時間弱で八代駅に到着。
快適なサイクリングでした。

2007年6月 最後の国鉄型急行

2007年7月1日のダイヤ改正で、芸備線の急行列車が廃止されることになりました。
最後の国鉄気動車急行ということで有名だったけど、国鉄からJRに変わって20年。
こんな列車が残っていたこと自体、不思議ではありますが。

18歳まで三次で過ごした自分は、急行に乗ることはあまりなかったけど、キハ58系の急行列車はカッコよくてあこがれでした。
最盛期には、広島発米子行きの急行「ちどり」がグリーン車を含む4両、津山行きの急行「やまのゆ」が2両、広島・三次間の増結車が3両の併結で、堂々9両編成なんてのも走っていて、さらに夜行列車もあったけど、今では想像できません。

ということで、最後の日、広島駅にさよならセレモニーを見に行きました。
(8:38発 みよし2号 三次行き)

いつもは2両編成でガラガラの列車も、今日ばかりは6両もつないで、しかも満席。
普段からこんなに乗客がいれば、廃止されないのにね。

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入線

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セレモニー

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出発合図

列車が発車して、ホームに「いい日旅立ち」のメロディーが流れると、ちょっとジーンときました。

明日は、同じ広島駅で、N700系新幹線の出発式があるんですよ。
時代の流れを感じざるを得ません。

セレモニーが終わって、用事が色々あるので一旦帰宅。
そして、夜、最終の急行列車に途中駅まで乗車。
(21:03発 みよし8号)

車内はほぼ満席。
車内では、車掌さんが記念乗車証とピンバッチを配っていました。
志和口駅で下車して、次の広島行き最終普通列車で帰りました。
明日からは、急行の代わりにキハ47系の快速列車が走ります。
急行料金が不要になるから、少しは乗客が増えるかな?

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記念乗車証

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キップとピンバッチ





2016年11月 壱岐(長崎県)

熊本を5時半に車で出発。
折り畳み自転車を担いで唐津東港9時半のフェリーに乗って、壱岐の印通寺港へ。

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唐津を出港

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壱岐に入港

自転車で島内を走ります。
まずは猿岩へ。
平坦な島なんだけど、アップダウンが多くて意外と走りごたえがあります。
途中みかけた酒造会社には麦焼酎発祥の地との看板が。

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麦焼酎発祥の地

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海が見える展望台

猿岩は、確かに猿の形をしてて、予想以上に大きかったです。
が、向こう側に回って見ると、ただの岩でした。
続いてすぐ近くの東洋一の砲台跡を見物。

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猿岩

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海岸

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砲台跡

島を横断して東へ。
神社が多いですね。

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天手長男神

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興神社

一支国博物館を見学。
人面石もありました。

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一支国博物館からの眺め

次は、原の辻遺跡へ。
魏志倭人伝に記載されている王都があった場所だそうです。

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原の辻遺跡

あと、特産のウニ工場へ行く予定だったけど、夕方から雨の予報どおり、雲行きが怪しくなってきたので、桟橋へ直行して予定より一便早いフェリーで帰りました。

昔から、朝鮮半島への中継地だった島。
歴史を勉強したらおもしろそうです。

2018年5月 別子銅山(愛媛県)

 

25年くらい前に、東赤石山に登ったとき、レンガ造りの建物跡や鉱山線路跡などを見て、印象に残っていました。
今回は、そのとき通らなかった別子銅山の南側を歩いてみました。

早朝4時過ぎに車で広島を出発。
しまなみ海道を通って、別子ダムの日浦から登山開始。

標識や説明板が整備され、「ダイヤモンド水」や「歓喜抗」などのポイントには、ベンチなども整備されていて、歩きやすいです。
道のところどころ、石畳とまではいかないけど、石が敷いてあるのは、牛馬を通すためのものかな。

遺構の石垣や石積みはあちこち残っていたけど、建物の跡は接待館跡の1カ所だけで、遺構目的ならマイントピアからの北側の道の方がいいと思いました。

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石畳の登山道

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接待館跡

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劇場跡

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疎水道

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第一通洞南口

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歓喜・歓東間符

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排気斜坑

最高点の銅山越に着いて大休憩。
少し西へ登ったところに展望がいいところがあって、赤石山や新居浜の町、瀬戸内海がよく見えました。

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瀬戸内海

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峰地蔵

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赤石山をバックに

ここから少し下って銅山峰ヒュッテへ。
上部軌道跡を歩いてみようと思ったけど、崩壊の恐れがあるってことで通行禁止になっており、あきらめて引き返しました。

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銅山峰ヒュッテ

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第一通洞北口

5時間弱で日浦登山口へ到着。
予定より早いので、車でマイントピアに移動し、東平への観光バスで東洋のマチュピチュを見物し、鉱山鉄道にも乗って観光坑道を見学。

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マチュピチュその1(貯鉱庫、選鉱場跡)

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マチュピチュその2

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鉱山鉄道

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鉱山鉄道車内

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発電所

山から下りて、仕上げは別子銅山記念館を見学。

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別子銅山記念館

帰りに湯ノ浦温泉で汗を流しました。
庭園を眺める露天風呂。
お湯は無色透明無臭で、特段の特徴はないけど、ゆっくりできました。

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夕食

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湯ノ浦温泉

山の上の鉱山跡・・・。
昔は相当の人がここに住んで働いていたんですよね。
今の日本では想像できないけど、世界ではこういうところも現役であるんでしょうね。

2008年5月 出雲大社特別拝観

60年ぶりとなる平成の大遷宮
ご神体が仮殿に移されている間、本殿(国宝)の特別公開があります。
次は60年後、2068年だから、たぶん生きてないし、これが一生に一度のチャンスとなれば、行かないわけにいきません。

朝8時に車で広島出発。
途中で友人と合流して出雲大社へ。
拝観は正装で、とのことなので、スーツを着用。

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注意事項

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スーツ姿

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本殿

順番待ちの行列を2時間ほど並んで、案内にしたがって本殿へ。
写真撮影は禁止。
正式な参拝をして、本殿へ上がり、説明を聞きながら内部を一回り。
天井には「八雲の図」。
よくわからないけど、謎が多いんだそうです。

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しおり

待ってた時間に比べて、見学はあっという間でした。
有名テーマパークのアトラクションか、病院の診察並み。
あまり感動はなかったけど、こういう経験もよかったかな。

出雲そばを食べて、県立博物館を見学して、三瓶温泉に寄って帰りました。

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割子そば5段

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三瓶温泉




2014年10月 四日市の夜景(三重県)

工場夜景、写真を見るときれいですよね。
特にコンビナートの夜景。

というわけで、どんなものかと、仕事が終わってJRで四日市へ直行。
夜景を眺めるスポットはいくつかあるみたいだけど、とりあえず四日市港のポートビルの展望フロアへ。
きれいな夜景が一望できるけど、距離が遠いので、望遠の一眼レフでないと、コンデジでは表現できないです(泣)

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ポートビル展望フロアから

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証拠写真

ビルを出て沿岸を歩いてみました。
やっぱり遠い。
工場に近づくには車が必要ですね。

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沿岸から

次回は、あらかじめ撮影スポットを調べてから、車で来てみたいと思います。