ごま塩オヤジの全国探訪記

これまでに歩いたところ、走ったところ、訪れたところなどを振り返ってみたいと思います。

2018年10月 四国お遍路②(9番~17番)

四国霊場の2回目です。
第1回めはJRで日帰りだったけど、今回は車で1泊2日。
プランは、1日目は自転車で9番、10番と13番~17番をまわり、2日目は歩いて11番と12番へ行くことにしました。

しかし、出発日の朝、急用が入って、広島出発が2時間遅れてしまったため、予定を変更して9番と10番は車でまわりました。
無念です。

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瀬戸大橋

9番札所・法輪寺は、徳島平野の広々とした田園地帯の中にあります。
駐車場で白衣を着て、輪袈裟をつけて歩いて境内へ。
天気も良くて、気持ちいいです。お接待の飲み物と飴をいただきました。

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9番札所 法輪寺

10番・切幡寺へも車で移動。
田園地帯を抜けて、標識とナビに従って、参道を上がります。
ちょっとした門前町みたいな感じの狭い坂道で、自転車だと押さなきゃいけなかったかも・・・。

立派な仁王門の先にお寺の駐車場。
ここからは、白衣を着て歩いて長い階段を登ります。
観光バスが少し前に到着したみたいで、団体さんが声を揃えて読経していました。
参拝を済ませて納経所に行くと、バスの添乗員さんが50冊くらい納経帳を持って並んでいたので、だいぶ待たされると思ったけど、先に譲ってくれました。

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10番 切幡寺の団体

駐車場に下りたら、「歩き遍路サポート」というマイクロバスが来たと思ったら、歩き遍路の団体が登ってきました。

さて、次の11番と12番は山登りのコースなので、明日歩いて登ることにして、今日は先に13番~17番を自転車で回ります。
順番を飛ばすのはアリなのか気になるけど・・・。

車を16番・観音寺に近い阿波史跡公園の駐車場に置いて、ここからは自転車です。
まずは13番・大日寺へ。
車がすれ違うのが難しい幅の遍路道で、多少のアップダウンもあるけど、あちこちにお地蔵さんが立ってるので楽しい道です。

大日寺は、県道に面している、こじんまりとしたお寺。
県道の向かい側には一宮神社があって、こんもりとした森になっています。
自転車を置く適当な場所がなくて、ちょっと離れた場所に置きました。

次は、来た道を引き返して川を渡って14番・常楽寺へ。
石段を上がると、境内には大きく平らな岩が露出していて、独特の風景でした。

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14番 常楽寺

15番・國分寺へ約1キロほど。
車がすれ違うのは難しそうな道だったけど、自転車なら快適。
すぐ着きました。
お寺の本堂は修理工事中で、工事用のシートに覆われていました。

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走行中

16番・観音寺へは2キロほど。
道沿いには柿がたわわに実っていました。
町の中にあるこじんまりとしたお寺。
時刻は16時20分。
納経所には5人くらいの行列。
納経所が閉まる17時までに次の札所に着けるかどうか、イライラしながら待ちました。

納経をいただいて、全速力で17番・井戸寺へ走ります。
府中(こう)駅前の商店の多い道を通って、踏切を渡ると、コスモス畑があったり、曲がり角にはいくつものお地蔵さんが立ってたりしたけど、写真を撮るのは後回し。

17時5分前にお寺に到着。
なんとか間に合いました。
大きな山門をくぐった境内に、何台か自転車がとめてある場所があったので、自転車を置いて、参拝する前に先に納経をいただきました。

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17番 井戸寺

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道ばたの風景

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コスモス

駐車していた阿波史跡公園に戻った頃には、日が暮れて薄暗くなってました。
徳島市内のホテルにチェックイン。晩ご飯は面倒なのでコンビニ弁当で済ませました。

さて、翌日は、11番と12番へ歩き遍路。
これが本来のお遍路だと思うとワクワクします(笑)
ホテルを出て、車を駅横の駐車場に置いて、6時過ぎの徳島線の列車で鴨島駅まで。

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鴨島駅にて

ここからは歩いて行きます。
駅前から南にのびる道路は商店街になっていて、ちょっとした町ですね。
やがて、商店がまばらになって、畑が目立つようになり、山の方へ少し入ると11番・藤井寺に到着。

朝早いのに、もう参拝者がいらっしゃいました。
納経所で、「これから焼山寺まで歩きます」って言ったら、道は迷うことはないとのことで、先ほど既に一人歩いて出発されたそうです。

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11番 藤井寺

さて、ここから12番・焼山寺までの道は、登りが3カ所、下りが2カ所で、標高差の累計は1100メートルになるみたいです。
「遍路ころがし」と言われる難所で、標準コースタイムは5時間半。

88の地蔵尊が並んでいる中を過ぎ、林道に出ると、地元のおじいさん3人がベンチに座って世間話をしていました。
「どこから?」と訊かれたので「広島から」って答えると、「残念!」って。
どこから来たか当てっこしていたらしく、関東からが一番多く、次が関西で、四国の人は少ないんだそうです。

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こんな道を歩きます

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休憩中

ぐんぐん登って、水大師という湧き水をいただいて少し休憩し、長戸庵にはベンチがあったのでまた休憩。

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長戸庵

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徳島平野の眺め

急な下り坂を下ったところで柳水庵に到着。
地元の方々が接待をしてくださり、ホットコーヒーと焼き芋をいただきました。
「どこから?」とか、お四国(遍路をすること)の日程のことなどの話をして、お礼を言って出発しようとしたら、「お昼に食べて」と、さらにまた焼き芋とお菓子をいただきました。ありがとうございます。

ぐんぐん進んで、階段をを登ると、杉の巨木の前に大きな大師像。
日光の加減で、ちょうど後光が差しているように見えました。
休憩していたら、外国人と日本人の女性二人組が追いついてこられたので、「全部歩いて回られてるんですか」と訊いたら、「何回かに分けて歩いています」とのこと。

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左右内の一本杉

かなり下ったところで左右内の集落が見えてきて、前方の山の方から、焼山寺と思われる鐘の音が聞こえてきました。

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焼山寺の山が見えてきた

最後の登りを少し登ったところの小さな祠の前で昼食。
道がゆるやかになったところで車道に出て、しばらく歩くと焼山寺の仁王門に到着しました。
ここまでの道で、抜いたのが2人、抜かれたのが4人、出会った対向者は2人でした。

予定より早く着いたので、山頂の奥の院へ往復してから、バス停まで下山します。
途中までは昨日まわった13番・大日寺への遍路道になっています。

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焼山寺 奥の院

杖杉庵で休憩。
ここは、初めて四国遍路を行った衛門三郎が、弘法大師に出会えて、亡くなった場所と言われています。

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杖杉庵

焼山寺から1時間ほど下って、バス停に到着。
1日3便しかない町営バスを1時間ほど待って、麓の神山町徳島駅前行きのバスに乗り継ぎました。
18時過ぎに徳島に到着し、車を運転して22時に広島に戻りました。
疲れたけど、充実感でいっぱいです。

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徳島ラーメン