昔、「青春の門」を読んで以来、筑豊地方には興味を持ってました。
今回の日帰り輪行の旅は、ここです。
広島を新幹線で出発。途中から青春18キップで在来線に乗り換えて節約。
そして、日田彦山線で田川へ。
折り畳み自転車を組み立てて出発。
市内に残ってるボタ山の真下まで走行。
炭田の象徴だったボタ山も、筑豊地方に現存しているのは数ヶ所だけらしく、今回の旅にあたっては、あらかじめネットで場所を調べておきました。
次に、田川伊田駅の南にある石炭公園へ。
それから、彦山川沿いを直方まで走り、直方市石炭記念館へ。
ここの記念館は、昔、一度来たことがあったけど、どんな展示だったかは全然覚えてませんでした。
とても勉強になる展示です。
続いて、遠賀川サイクリングロードを飯塚まで走りました。
河川敷の中の自転車道は、日射しが暖かくて、菜の花も咲いてるし、とても気持ちが良かったですー。
飯塚のボタ山は、飯塚富士とも呼ばれ、飯塚のシンボルとして保存が決まっているんだそうです。
麓をぐるっと一周すると登山道らしき道が発見できたけど、立入禁止の看板があったので、登頂は断念。
さて、飯塚の次の目的地は志免町なんだけど、山越えなので、この区間はJR篠栗線を利用。
長者原駅で下車し、再び自転車で志免町のボタ山へ。
ここも立入禁止でした。残念。
そして、炭坑の遺構、志免鉱業所竪坑櫓へ。
高さ48mもあるそうで、すごい存在感です。
続いて、旧勝田線の志免駅跡へ。
そこからは、福岡空港の横を走って、博多駅で自転車を畳んで電車に乗りました。
走行距離は50kmくらいかな。
実は、自分は、小学校の教室の暖房は石炭ストーブだったんですよね。(年齢バレました?)
当時の日本は石炭の産出が盛んで、学校では日本の三大炭田は筑豊炭田・常磐炭田・石狩炭田って習いました。
あれからまだ30年くらいしかたってないけど、樹木の生い茂ったボタ山などを見ると、もう遠い昔のことだったように感じました。