25年くらい前に、東赤石山に登ったとき、レンガ造りの建物跡や鉱山線路跡などを見て、印象に残っていました。
今回は、そのとき通らなかった別子銅山の南側を歩いてみました。
早朝4時過ぎに車で広島を出発。
しまなみ海道を通って、別子ダムの日浦から登山開始。
標識や説明板が整備され、「ダイヤモンド水」や「歓喜抗」などのポイントには、ベンチなども整備されていて、歩きやすいです。
道のところどころ、石畳とまではいかないけど、石が敷いてあるのは、牛馬を通すためのものかな。
遺構の石垣や石積みはあちこち残っていたけど、建物の跡は接待館跡の1カ所だけで、遺構目的ならマイントピアからの北側の道の方がいいと思いました。
最高点の銅山越に着いて大休憩。
少し西へ登ったところに展望がいいところがあって、赤石山や新居浜の町、瀬戸内海がよく見えました。
ここから少し下って銅山峰ヒュッテへ。
上部軌道跡を歩いてみようと思ったけど、崩壊の恐れがあるってことで通行禁止になっており、あきらめて引き返しました。
5時間弱で日浦登山口へ到着。
予定より早いので、車でマイントピアに移動し、東平への観光バスで東洋のマチュピチュを見物し、鉱山鉄道にも乗って観光坑道を見学。
山から下りて、仕上げは別子銅山記念館を見学。
帰りに湯ノ浦温泉で汗を流しました。
庭園を眺める露天風呂。
お湯は無色透明無臭で、特段の特徴はないけど、ゆっくりできました。
山の上の鉱山跡・・・。
昔は相当の人がここに住んで働いていたんですよね。
今の日本では想像できないけど、世界ではこういうところも現役であるんでしょうね。