2007年7月1日のダイヤ改正で、芸備線の急行列車が廃止されることになりました。
最後の国鉄型気動車急行ということで有名だったけど、国鉄からJRに変わって20年。
こんな列車が残っていたこと自体、不思議ではありますが。
18歳まで三次で過ごした自分は、急行に乗ることはあまりなかったけど、キハ58系の急行列車はカッコよくてあこがれでした。
最盛期には、広島発米子行きの急行「ちどり」がグリーン車を含む4両、津山行きの急行「やまのゆ」が2両、広島・三次間の増結車が3両の併結で、堂々9両編成なんてのも走っていて、さらに夜行列車もあったけど、今では想像できません。
ということで、最後の日、広島駅にさよならセレモニーを見に行きました。
(8:38発 みよし2号 三次行き)
いつもは2両編成でガラガラの列車も、今日ばかりは6両もつないで、しかも満席。
普段からこんなに乗客がいれば、廃止されないのにね。
列車が発車して、ホームに「いい日旅立ち」のメロディーが流れると、ちょっとジーンときました。
明日は、同じ広島駅で、N700系新幹線の出発式があるんですよ。
時代の流れを感じざるを得ません。
セレモニーが終わって、用事が色々あるので一旦帰宅。
そして、夜、最終の急行列車に途中駅まで乗車。
(21:03発 みよし8号)
車内はほぼ満席。
車内では、車掌さんが記念乗車証とピンバッチを配っていました。
志和口駅で下車して、次の広島行き最終普通列車で帰りました。
明日からは、急行の代わりにキハ47系の快速列車が走ります。
急行料金が不要になるから、少しは乗客が増えるかな?