ニュースで太陽の塔の内部見学が始まると知り、さっそく予約サイトにアクセスしてみたけど、休日は3ヶ月先まで一杯で、とりあえず一番早い日曜日に予約しました。
季節が変わってやっとその日。
予約時間は午後なので、朝は前から興味があったディープなエリアに行ってみることにしました。
広島を夜行バスで出発して大阪梅田へ。
環状線で新今宮駅へ移動。
このエリアには、用もなく近づかない方がいいという先入観があるけど、朝早いし大丈夫ですよね?
新今宮駅南側の3畳一間のビジネスホテルには泊まったことがあるんですよ。
確か一泊1800円くらいだったかな。
掃除はきちんとされていて、テレビもあるし、寝るだけなら十分だと思いました。
で、新今宮駅前の労働福祉センターから三角公園まで、路地を行ったり来たりしながら歩いてみました。
ちらほら人が出ています。
写真を撮るのはちょっと躊躇します。
宿泊施設の料金だけじゃなくて、アパート代も桁違いに安いです。
しかも保証人不要とか。
食堂や屋台のような店もあって、安いものは50円くらいのメニューがあります。
自転車が住民の足になっているようで、道路に整列して駐輪してあるのが目立ちます。
一旦、新今宮駅まで引き返して、次は飛田本通アーケード商店街を南へ。
庶民的な商店が並んでいます。
途中、南海天王寺支線の廃線跡と交差するけど、線路跡の土地はフェンスで立入禁止になっていました。
続いて少し西に行って飛田新地へ。
事前にネットで調べたところ、ここは写真撮影禁止らしく、バレたらどうなるかわからないらしい。
確かに、各店舗の入口ドアの横には「撮影禁止」の表示がありました。
同じような構えの店がずらっと並んでいる風景は、独特の雰囲気です。
通りは南北、東西といくつもあって、飲食店の数はかなり多そうです。(通りの写真は掲載しません。)
朝なので、人通りも少なく、ホントの様子はわからないけど、何となく長居はしづらい雰囲気なので、一回りして大門跡まで戻って、ここからは飛田本通から南へ続く通りをさらに歩いてみます。
道はまだずっと延びてるけど、やがて商店も少なくなり、南海線の岸里玉出駅から電車に乗りました。
で、地下鉄とモノレールを乗り継いで万博記念公園へ。
1970年の万博が開催された時はまだ小学生で、テレビや本で見ただけでした。
エキスポランドはいつの間にか閉園したんですね。
公園に入ると、いきなり太陽の塔がそびえてます。
ホント象徴的なモニュメントです。
中国自動車道からも見えるけど、間近かだとすごい存在感がありますね。
見学受付の時間まで、結構広い公園内を散策。
太陽の塔の裏にも顔があるのを初めて知りました。
予約時間の30分前に階段を降りて地下の入口から入場。
まず地底の太陽を見物して、生命の樹を眺めながら階段を上っていきます。
なんかすごいです。
塔の規模といい、万博は一大イベントだったというのを感じました。
なんかよくわからない不思議な空間だったけど、「すごい」という言葉しか出ません。
太陽の塔を出て、次は国立民族学博物館へ。
いろいろ展示物を集めてて、おもしろかったです。
ということで、色々と満足して夕方の新幹線で広島に帰りました。