青春18キップで兵庫県赤穂市の坂越へ。
始発に乗って、久しぶりの赤穂線に乗って、11時前に到着。
午前中に着ければ、ゆっくり観光できます。
北前船の寄港地で栄えた港町だけど、ここには、さらに昔の話があるそうです。
聖徳太子の側近だった人が、迫害を受けて船で脱出し、流れ着いたのが坂越の沖の生島。
その人は、その後の人生を住民のために尽くし、亡くなったあと、住民は大避神社を建て、生島に墓を作ったんだそうです。
その島は今でも立入禁止で、一年に一度、大避神社の祭りの日だけ、船行列が往復するんだそうです。
で、坂越駅で下車し、約20分ほど歩いて、昔の町並みの大通り(坂越大道)に到着。
木戸門の跡が休憩所になっています。
通りは石畳の舗装がしてあるけど、ついでに電線地中化もすればよかったのにと思います。
通りを抜けたところにある建物は、天保年間に建てられた役所なんだそうです。
海岸に出て左折し、石段を上がって大避神社へ向かいます。
さらに坂道を登って妙見寺へ。
観音堂があって、上がると椅子が用意されていて、海の景色が広がり、目の前には生島も見えます。
階段を下りると、88ヶ所巡りができるようになっていました。
続いて海岸沿いを散策。
来た道を引き返して、坂越駅へ。
こじんまりした町だけど、妙見寺観音堂からの景色は良かったです。
午後早い電車で戻り、広島には夕方過ぎに着きました。