院内町には75もの石橋があって、日本一の数らしいです。
調べてみたところ、江戸時代の終わりから昭和にかけて造られたそうで、川が急で、木橋だと流されてしまうから石橋が求められたらしいです。
で、院内までは車で行って、自転車で石橋を回ることにしました。
熊本を朝7時に出発して、阿蘇・くじゅうを通ります。
途中、筌ノ口(うけのくち)温泉に寄りました。
日帰り入浴のできる旅館の隣に公衆浴場があって、今回は露天風呂のある旅館の方へ。
内湯と露天があって、それぞれは離れているので、まずは露天へ。
庭に出て、歩道を歩いていった先のお風呂に入りました。
客が誰もいないので、広いお風呂でゆっくりして、さて次は内湯に入ろうかと建物の方に歩いて行くと、歩道の分岐の標識を見てびっくり。
間違えて女性用に入っていたことに気づきました(汗)
他に誰も来なくてよかったです。
内湯はシンプルな造りなんだけど、いい雰囲気でした。
析出物も多くて、成分濃いそうなお湯です。
露天も内湯も満足です。
さて、院内に着いて道の駅に駐車して、自転車でスタート。
ガイドマップを片手に、まずは国道387号を南へ走って富士見橋。
石橋への入口には標識があるので、助かります。
この橋から豊後富士(由布岳)が見えるらしいけど、残念ながら見えませんでした。
続いて、鷹岩橋、飯塚橋と見物し、分寺橋へ。
この橋は3連アーチで、昭和の完成だそうです。
来た道を戻って、今度は県道27号を西へ。
この道沿いには石橋が多数あるので、一部の小さい橋には寄らずに通過。
中島橋と西光寺橋はガイドマップに解説があったので見物しました。
国道まで戻って、スタート地点の道の駅のすぐ前にある荒瀬橋へ。
二連アーチで、高さは町内一だそうです。
橋を眺める展望台もありました。
今度は国道387号を北へ。
御沓橋は、大正時代の架設で、町内で一番長い橋だそうです。
美しい橋です。
ここまで2時間ちょっと走りました。
まだ石橋はあるんだけど、暑いので、これくらいで終了にして、道の駅に戻りました。
帰りはせっかくなので、宇佐神宮に寄り道しました。
ついでに途中の鳥居橋も見物。
夕方、熊本に帰着しました。
石橋の耐用年数は、コンクリート橋よりもはるかに長いらしいですね。
大したものです。