今回は、熊本に住んでいる間に登ろうと思っていたけど、結局登れなかった二つの山を訪れました。
前夜、広島を新幹線で出発し、鹿児島に宿泊。
朝8時にレンタカーを借りて霧島へ行き、高千穂峰を登山します。
高千穂峰に登るのは、20数年ぶり2回目。
前回はミヤマキリシマの時期ではなかったので、いつかぜひ、その時期に登りたいと考えていました。
この山は、登山道がほとんどむき出しで、直射日光をもろに受けてしまうので、かなり日焼けしてしまいました。
ミヤマキリシマがちょうど見頃で、登山者も多かったです。
砂や小石がズルズル滑って歩きにくいので、岩のところを選んで歩きます。
山頂は360度の展望。
桜島や錦江湾、韓国岳など霧島連山、小林市や曽於市方面と、十分な展望でした。
下山後、宮崎の友人と合流して温泉へ。
それから一緒に鹿児島に行き、ホテルにチェックインしてから、とんかつ→焼鳥→白熊。
そのあとは飲み屋さんへ行って解散。
翌日は、6時前に出発して、レンタカーで開聞岳登山口へ。
この山に登るのは30年ぶり2回目。
前回は、20代後半の時、青春18キップで広島から一日かけて鹿児島に行き、翌日に登山して、下山後は長崎鼻ガーデンで猿回しを見て、指宿のジャングル温泉で汗を流して、また鹿児島に泊まり、3日目は肥薩線経由でまた一日かけて広島に戻ったと記憶しています。
で、その時の開聞岳は小雨でガスってて、展望が全くきかなかったので、いつか天気のいい日に再挑戦したいと思っていました。
開聞岳の登山道は、らせん状になっているので、急な登りはないのです。
だから、コースタイムが5時間~6時間のところ、4時間ちょっとしかかかりませんでした。
急な登りのある山だとコースタイムをオーバーすることも多いんだけど、ゆるい道には自信があります(笑)
富士山型の山では、四国の飯野山(讃岐富士)も登山道がらせん状になっていますよね。
さすがに富士山の登山道をらせん状にすると、距離が大変なことになってしまいますが・・・。
登山道は樹林帯の中なので、展望はほとんど無いんだけど、時折ちらっと見える景色が、指宿方面から屋久島方面、枕崎方面と変わっていくのが、らせんを実感します。
7合目からは、かろうじて屋久島や口之永良部島、薩摩硫黄島がうっすら見えました。
岩が増えてくるとほどなく山頂。
頂上は狭く、展望も枕崎方面や池田湖・屋久島方面の展望は岩の上に登らないと見えません。
所要時間は登り下りで4時間ちょっとでした。
今日は、天気はいいんだけど空気が澄んでなくて、桜島や霧島方面は見えなかったけど、まあ良しとしますか。
鹿児島に戻ってレンタカーを返却して新幹線で熊本へ。
熊本の友人と夕食とお茶をして広島に帰りました。