この秋は、百名山をマイカーでの夜行日帰りでいくつか登ってきたけど、これから先の季節、山は雪になるので、今シーズンの百名山の弾丸登山はこれが最後かな。
計65山くらいになりました。
妙高山の登山ルートとしては、ゴンドラ経由が楽だけど、帰りに温泉(野湯)に入りたいので、燕温泉から往復しました。
以前、燕温泉の「黄金の湯」で、入浴客のおっさんから、「ここから山を1時間登ったところに、この温泉の源泉のいい風呂がある」と聞いていたのです。
ネットで調べたら、それは妙高山への登山道にある「赤倉温泉源泉」で、さらにその奥の滝の下にも野湯があるらしいことがわかりました。
さて、名古屋を前夜に車で出発し、途中仮眠して、燕温泉の駐車場を6時半に出発。
まわりの山は紅葉がきれいです。
駐車場から山頂まで標高差は1300mくらいあって、かなりきついので、ゆっくりゆっくり登ります。
赤倉温泉源泉の位置も確認。
8合目からは鎖場。
鎖場とか岩場は苦手なんですよね。
足を踏み外して崖下まで落ちて行く自分の姿を想像してしまって。
南地獄谷からは噴気が上がっています。
御嶽山の噴火があったばかりなので、ちょっと気になります。
山頂はすばらしい展望でした。
野尻湖は当然見えますが、北には日本海も見えます。
予想していなかった新雪の北アルプスも見えました。
帰りはお目当ての温泉に。
源泉管理小屋の横を川に向かって少し行ったところに、簡単な屋根のある露天風呂がありました。
お湯はちょっと熱めで、長時間は入っていられません。
無色透明で硫黄の匂いのお湯でした。
そして、奥の滝の下に野湯を探して歩いてみました。
20分くらい歩くと滝が見えてきて、確かに石とコンクリートで作った湯船がありました。
が、お湯は入ってません。
というか、お湯を引くパイプも見当たらず、ずいぶん前に使われなくなった感じでした。
14時に登山口に下山。
いい山でした。
翌日は、久しぶりに筋肉痛がきました。