月休みを利用して、1泊2日で高知のお寺を回ります。
始発新幹線で広島を出発して高知へ。
駅前でレンタサイクルを借ります。
まずは、高知駅から北東へ4キロほど走って30番 善楽寺へ。
土佐神社の隣で、初詣客がちらほら。
参拝を終えて南へ。
国分川、舟入川を越え、とさでん後免線の線路を渡り、五台山の麓へ。
五色台への登り道は、遍路道は山道のようで、自転車は通れないかもしれないので、最初から車道を登ります。
高知市内が展望できる駐車場で休憩してから31番 竹林寺へ。
五重塔が建っていて、参拝客も多いです、
庭園が見事らしいんだけど、そこは拝観料がいるみたいなので省略。
五台山から一気に山を下って、下田川沿いを走り、トンネルで山を抜けたら32番 禅師峰寺。
お寺は丘の上なので、自転車を下に置いて、歩いて登ります。
境内には巨岩があって、海も見えました。
続いて、平坦な遍路道を西へ。
田園地帯や住宅街が続いてて、自転車では快適な道です。
あっという間に5~6キロほど走って種崎渡船場へ到着。
浦戸湾の無料の渡船の乗って対岸に渡るんだけど、次の船まで待ち時間が30分。
浦戸大橋を走った方が早く着きそうだったけど、車も多そうだし、橋まで登るのも嫌なので、船を待ちました。
向こう岸に着いて、狭い道路の商店街を走ると、間もなく33番 雪蹊寺。
さて、今日はここまでの予定だったけど、自転車の返却時間の17時までにもう1カ所行けそうなので、さらに西を目指します。
平坦な田園地帯の道を走り、15時半に34番 種間寺に到着。
参拝客は一人もいなくて、がらんとしていました。
納経所のお坊さんに、ここから高知駅までの道を尋ねたら、山を越えたくなかったら国道56号線がいいってことなので、地図では遠回りだけど、国道を通って帰りました。
17時前に高知駅に到着。
真冬だというのに、結構汗をかきました。
スーパーで食料を買ってホテルにチェックイン。
では、地酒をタタキでいただきます!
さて、二日目。
今日も高知駅前で昨日と同じ自転車を借ります。
とさでん伊野線に沿って西へ。
伊野線は途中から単線になるなんですね。
伊野からは仁淀川の堤防を南へ。
気持ちのいい道です。
高知自動車道の橋を過ぎたところで、仁淀川と別れて山に向かいます。
清瀧寺の参道の上り坂はきついので、自転車は下に置いて歩いて登りました。
やがて、徒歩専用の歩き遍路道に入り、石段を上がると35番 清瀧寺の仁王門に到着。
門の天井には龍の絵が描かれていました。
さらに石段を登って境内へ。
平野の向こうにかろうじて海が見えました。
参拝をすませて来た道を引き返し、土佐市の市街地を抜けて、南へ。
ゆるやかな登り坂の途中の塚地休憩所の公園で小休憩。
ここからは峠を越える昔の遍路道が始まるんだけど、自転車は通れないので、残念だけど(気持ちはラッキー)、県道のトンネルを抜けます。
トンネルを抜けて下り坂を進むと宇佐の町。
海岸沿いに西へ走って、宇佐大橋を渡ります。
橋が架かる前までは渡し船があったそうです。
南国ムードの海岸を走ると明徳義塾高校。
高知市内かと思っていたけど、こんなところにあったんですね。
蟹ヶ池を過ぎたところが36番 青龍寺。
長い石段を登ったところが本堂。
さて、ここから高知駅までは25キロくらいあります。
ちょっと遠回りになるけど、太平洋に沿って桂浜まで走り、そこから市内に戻ることにしました。
海沿いの道は気持ちがいいです。
14時過ぎに桂浜に到着。
ちょっと観光して、昨日通った浦戸大橋の下を走って、高知市内へ。
はりやま橋にも寄って、高知駅に15時半に到着。
今日は50km以上走ったかも(汗) 。
自転車を返却して、16時過ぎの特急に乗って岡山へ。
帰りの特急自由席は予想に反してガラガラです。
岡山で途中下車し、岡山の友人と中華の食事とお茶をして、広島には21時前に到着しました。
さあ、正月休みも終わって明日から仕事です。
がんばろう。