ごま塩オヤジの全国探訪記

これまでに出かけたところを振り返ってみました。

2022年7月 青春18・2022夏①(別府鉄道廃線跡)

青春18キップ」は、1982年の「青春18のびのびきっぷ」の発売開始から何度もお世話になっています。特に夏は利用できる期間が長いので、ほぼ毎年使っています。

青春18のびのびきっぷ

今回は、日帰りで兵庫県の別府鉄道と高砂線の廃線跡をたどってきます。
別府鉄道の廃線跡は、ほぼ全線が遊歩道になっているようなので、レンタサイクルを使うことにしました。

広島駅を始発で出発

車窓からの因島大橋

岡山で駅うどん

姫路で駅そば(天ぷら)

加古川駅で下車して自転車を借りて、まずは旧高砂線の廃線跡を野口駅跡へ向かいます。

加古川駅

アダプト・ロード?

廃線跡は道路になっています

野口駅跡には、駅名標と台車が保存されています。

野口駅跡

野口駅から別府港に向けて別府鉄道野口線が分岐していました。
まずは先に野口線を走ります。

廃線跡がそのまま遊歩道になって続いています。
「松風こみち」と名付けられているようです。

松風こみち

鉄道時代の橋も残っていて、歩道として使われています。

鉄橋

すこし先の小さな公園には、キハ2号気動車が保存されていました。
市民団体が修繕や保存活動をしているそうです。

保存車両

道路との交差部分には、なぜかその部分だけレールが残されています。

踏切跡のレール

ホーム跡?(ホーム風?)の公園

新幹線と山陽電鉄をくぐる

加古川駅から約1時間で、終点の別府港駅跡に到着。
線路跡は工場の中に消えて、たどることはできません。

鉄道会社は存続しています

このあたりが別府港駅跡?

ここから、JR土山駅と結んでいた土山線の廃線跡を走ります。
土山線は、別府港駅周辺の工場の工業製品を輸送していたそうです
しばらくは廃線跡はそのまま道路に転用されています。

廃線跡の道路

別府鉄道の貨車?

歴史公園があったので、ちょっと寄ってみます。

潰目池

大中遺跡

郷土資料館には、ディーゼル機関車と客車が保存されていました。
うれしいですね。

ディーゼル機関車と客車

客車内部

ここから土山駅までは「であいの道」という遊歩道になっています。
すぐ、五重塔が見えたので、ちょっと寄り道。

円満寺五重塔

であいの道

別府港駅跡から約50分で土山駅に到着。

JR土山駅

ここからは、来た道を野口駅跡まで引き返して、高砂線跡の残りを走ります。
高砂廃線跡は、野口駅から先もほとんどそのまま道路になっています。

鶴林寺駅跡にはC11型機関車が保存されていましたが、なぜかピンク色・・・(錆止め塗装?)
そして、なぜか東加古川駅・・・。

ピンクの機関車

尾上駅跡

山陽電車と築堤跡

加古川に架かる橋梁は撤去されているので、道路橋を渡って高砂市に入ります。

加古川

廃線跡の道

引込線との分岐

腕木信号機

そして、高砂駅跡に到着しました。

高砂駅

駅前の商店街

線路は先の高砂港貨物駅まで伸びていたようだけど、痕跡は見つかりませんでした。

十輪寺

高砂神社

高砂の町は、ゆっくり歩きたい感じですね。
廃線跡も可能な限り残されている感じでうれしいです。
加古川駅に引き返して15時過ぎに自転車を返却して、広島には21時に着きました。

加古川駅にて

帰りも姫路で駅そば(今度はきつね)