ごま塩オヤジの全国探訪記

これまでに出かけたところを振り返ってみました。

2014年1月 末広橋梁(三重県)

「東海の産業遺産」という本に、四日市の臨港鉄道に「末広橋梁」という日本最古の可動橋があると載っていたので、行ってみました。

JR四日市駅で下車して南へ。
港に伸びる線路沿いに歩いていくと、ほどなく線路の前に跳ね上がった橋が見えてきました。

四日市駅構内

橋梁が見えてきた

ここから立入禁止

九州・筑後川の可動橋は橋桁が上下する方式でしたが、ここは橋桁を跳ね上げる方式です。
平行する道路橋も、どうやら可動橋みたいで、橋の前後に信号機があって、橋の中央に詰所がありました。
鉄道橋の方は、列車が通る時以外は跳ね上げてありますが、道路橋の方は船が通るときに跳ね上げる感じです。

橋梁を眺めるワタシ

道路橋

道路橋の詰所

列車が来るまで時間があるので、この貨物線を歩いてみました。
さすがに工場内は入れないので手前まで。

貨物線その1

貨物線その2

入れ換え中その1

入れ換え中その2

貨物線の終点

列車が来る時間が近づいたので、橋に引き返し、橋の近くで待機していると、やがてサイレンが鳴って、ゆっくりと橋桁が下りてきました。
それからしばらくして、貨物列車がゆっくり通過。

 

貨物列車通過

跳ね上げ中

しかし、列車が通るたびに人手で橋の上げ下げをしなければいけないし、橋の保守にもお金がかかりそうだし、維持するのもたいへんな気がしました。