ごま塩オヤジの全国探訪記

これまでに出かけたところを振り返ってみました。

2013年8月 御在所岳(三重県)

夏休みが取れたけど、北アルプスは人が多そうなので近場に登ってみることにしました。
名古屋近郊で思いつく山は、伊吹山御在所岳。あとはちょっと離れて恵那山くらいかな。
伊吹山は、確か登山道に日陰がほとんど無かったと記憶してるので、夏に登るのは殺人行為。
ということで、まだ登ったことのない御在所岳へ。
御在所岳はロープウェイが架かかっているので、登山の対象としてはあまり気が進まないけど、有名な山だしね。

標高1209m。
登りは中道、下山は裏道を歩くことにしました。

登山口

中道コースは、岩場があったりして、面白いルートです。

あばれ岩

ロープウェイの鉄塔(高さ日本一)

ロープウェイと鎌が岳

奇岩

頂上に着いたと思ったら、そこは大きな公園というか、遊園地みたいな場所でした。

山頂にて

三角点

下山道には、途中、水場が2カ所あって、たっぷり水分補給しました。
水筒の水は美味しくないんですよね。

下山道にて

岩場

小屋が見えてきたと思ったら、営業してるのでビックリ。
十人ほどの登山者が休憩していました。
まさか、鈴鹿山脈に営業小屋があるとは思いませんでしたが、岩登り客が利用するのかな。

下山後は湯の山温泉で汗を流して帰りました。
露天風呂のある施設を探して。
お湯は普通な感じでしたが。

露天風呂



 

2015年12月 飯田山と熊延鉄道跡(熊本県)

昔、南熊本駅から美里町砥用駅の間を結ぶ熊延鉄道というローカル鉄道がありました。
名前のとおり、将来は九州を横断して宮崎県の延岡まで目指す計画もあったけど、昭和39年に廃止されました。
遺構が残っているらしいので、ついでに途中の飯田山の登山と併せて訪れてみました。
車に折り畳み自転車を積んで出発。

飯田山は、熊本平野の南東にあって、熊本市街をはさんで金峰山と対峙している山です。
登山口から登るつもりだったけど、駐車する場所を探しながら「飯田山」の標識に誘われて進んで行くと、中腹の常楽寺まで来てしまいました(笑)

本堂の横の道を登って行くと、しばらくして道が急な坂とゆっくりな坂に分かれていたので、迷うことなくゆっくりな坂へ(汗)
山頂は、木が伐採されて、広い広場になっていて、熊本平野の見晴らしが抜群。 

山頂の観音さま

金峰山方面の眺め

記念撮影

帰りは急な坂を下りようと思ったけど、いきなり滑って尻もちをついたので、ゆっくりな坂へ(滝汗)

駐車場に戻って、次は佐俣の湯へ移動。
ここから、自転車で廃線跡の遺構を回ってみます。
未舗装の道をタイヤの細いクロスバイクで走るのは嫌だし、階段とかガードレールを越えたりする時は、小さくて軽い折りたたみ自転車が、ちょいと担いで歩くには便利なんですよね。

まずは八角形のトンネルの遺構へ。
落石覆いだと思うんだけど、あまり意味のないような場所にあって、ちょっと謎です。
しかも、コンクリートは比較的新しい感じがするし、ますます謎です。

八角形のトンネル前にて

トンネル反対側

線路跡

次は、津留川橋梁の遺構へ。
線路跡を利用した林道が行き止まりになっている地点から藪の中を下りて行くと、目の前に巨大な橋脚が現れます。
かなり存在感のある建造物です。

津留川橋梁の橋脚

川を渡る

近くに「恋人の聖地」という、二つの石橋の陰がハート型になるというスポットがあったので寄ってみたけど、ハート型になるのは昼間の1時間だけらしく、ハートは見ることはできませんでした。

恋人の聖地

二つの石橋

続いて、馬門橋から見える津留川の二つ目の橋梁の橋脚へ。

知らない人が見ると、何のためにある建造物なのか悩むでしょうね。

馬門橋

橋脚跡

そして終点の砥用に向かいます。
旧釈迦院駅から先は、線路跡がそのまま舗装されていて、自転車では快適な道でした。

廃線跡の道その1

廃線跡の道その2

釈迦院駅跡の民家にある駅名標

砥用駅の跡らしい場所まで走って、来た道を引き返し、佐俣の湯に入って帰りました。

昔は、こんなところにも鉄道が走っていたんですよね。
今では考えられないけど、こんな時代があったんですよね。

2014年12月 熊野古道②

熊野古道伊勢路のハイライト部分とも言われる峠道を歩いてみました。
青春18キップで名古屋を朝7時前の電車で出発。

名古屋駅

多気で乗り換えて、やがて列車は山の中へ。

国鉄色の車両に遭遇

山越えの鉄路

途中の紀伊長島では停車時間に途中下車して、町を散策。
この地域ではマンボウを食べる風習があるのか、マンボウ料理を出す店がありました。

紀伊長島

駅近くの通りの謎のオブジェ

JR紀勢線相賀駅からスタートし、尾鷲を目指します。
町並みを通って国道に出て、道の駅で土産物を見物。

相賀駅

古道入口には大きな案内看板があって、いきなり石畳の登り道が始まります。。

馬越峠入口

石畳の道その1

石畳の道その2

敷石の大きさも不揃いで、あまりきれいな石畳ではないけど、重機もない時代によくこれだけの道を作ったものだと思います。

しかも、このあたりは有数の多雨地帯。
「洗い越し」という排水溝などの工夫がされているそうです。

一里塚跡(案内板のみ)

樹林の中で、ほとんど展望のない道を進んで行くと、やがて馬越峠に到着。
昔、ここには茶屋があったらしく、また、ここは天狗倉山と便石山への登山道との十字路になっています。

茶屋跡の説明板

十字路

せっかくなので、天狗倉山へ寄り道。
海のそばにあるわりに意外と高くて、標高は522メートル。

熊野古道馬越峠から、標識に従って登山道に入り、30分ほどの登り。
山頂は狭く、しかも登山者が多くて、座る場所がありませんが、尾鷲市街の展望がいいですね。

山頂にて

尾鷲市

山頂の横に大きな岩があって、高さ5メートルくらいをハシゴで登るようになっています。
岩の上には30人くらいの団体が。
ここからは、北側の展望が開けて、大台ヶ原方面の山並みが見えました。

大きな岩

景色を見てるうちに、団体が一人ずつハシゴを降り始めました。
怖がる人も多くて、全員が降りるまでかなり待たされた上、なかなか自分のペースで降りられません。

馬越峠に戻り、ここからは下りの石畳道。
途中、尾鷲の町並みが見える展望台が整備されていました。
峠より北側は、森の中を歩くちょっと暗い雰囲気だったけど、南側は明るい雰囲気でした。

やがて馬越公園に到着し、石畳の道は終わり。
でも、このコース、最初から最後までほとんど石畳の道で歩きやすく、とってもいい雰囲気でした。

帰りの列車まで1時間半ほど時間があったので、尾鷲神社、金剛寺、魚市場など、尾鷲の町並みを歩いてみました。

尾鷲神社の大楠

金剛寺

魚市場から

営業している銭湯があったのにはビックリ。
お魚センターで、帰りの列車内で食べる寿司と丼を買って、尾鷲駅に向かいました。

寿司





 

2010年7月 熊野古道①

高速道路の休日上限1,000円が始まってから、これまでだったら列車で行ってたか、あるいは行こうとは思わなかった場所へ、ひょいとドライブがてら行くことが増えました。

てなわけで、連休を利用して紀伊半島熊野古道へ。
実は熊野古道って、世界遺産に登録されてから、その存在を知ったのです(滝汗)
全部を歩き通すには時間が足らないので、美味しいスポットだけつまみ食いするプランにしました。
昔の道を歩いたり、古い寺社を訪ねたりってのは好きなんですよね。

ところで、高速料金は、1,000円+大阪地区の割増し料金で1,500円程度かなと思ってたら、近畿道の前後は通算されないみたいで、片道2,700円くらいかかりました。
それでも、通常料金は11,000円くらいと思うんで、やっぱり安いですねー。
でも、自分としては、JRの特急料金が上限1,000円になる方がうれしいけど。

さて、夕方に広島をスタートして、途中大阪で宿泊。
翌朝9時前に大阪を出発したけど、道路が渋滞して田辺到着は予定よりも遅くなり、昼を過ぎてしまったので、急遽予定を変更して、歩く距離を短くします。

まずは滝尻王子から不寝王子へ。
車を置いて出発。

熊野古道に到着

滝尻王子

石段の道

結構急な道を登ると、やがて大きな岩が。

胎内くぐり・乳岩

ここで、奥州の豪族・藤原秀衡が子供を授かったということです。
さらに登ると不寝王子に到着。

樹間の道

不寝王子

今日はここで引き返し、駐車場に戻って、せっかくなので熊野古道館の見学と休憩。

そして、東に向かって出発。
牛馬童子は明日歩くことに変更して、今日は通過。
間中の清水に寄って、喉をうるおしました。

野中の清水

15時に熊野本宮大社に到着。

鳥居

本宮大社への石段

参拝後、歩いて大斎原(おおゆのはら)へ。
ここは、以前に本宮大社があったところで、いくつもの本殿や楼が建ち並んでいたけど、明治時代の洪水でほとんどが流されたということです。

大鳥居

先を急ぎます。
ぐんぐん進んで新宮市を通って那智へ。
今回の一番の目的地の大門坂。
片道はバスを使って、下りを歩くことにし、大門坂の下のバス停近くの駐車場に車を置いて、バスで熊野那智大社で下車。

那智大社

青岸渡寺三重塔と那智大滝

そして大門坂を歩いて下ります。
大門坂という名前は、かつて登り切ったところに大きな門があったとのことです。
杉並木の中の苔むした石畳道は、とても雰囲気がいいです。

ここから下ります

石畳の坂

石段を振り返る

大門坂入口に到着

一日目の最後は、新宮市内の熊野速玉大社を参拝して、市内の浮島の森を見物して、ビジネスホテルに泊まります。

熊野速玉大社

さて二日目。
今日中に広島に帰らないといけないので、ゆっくりしていられません。
昨日来た西に向かって道を引き返します。

熊野川の流れ

今日のウォーキングは、牛馬童子から近露王子まで。
近露王子近くに駐車して、牛馬童子に近い道の駅まで路線バスで移動して、ウォーキング開始。

牛馬童子入り口

杉の道にて

一里塚跡

牛馬童子

箸折峠から坂を下ると、近露の集落が見下ろせます。

石畳の道

近露の里

近露王子は、もっとも古い王子の一つだったそうだけど、今では碑が建つのみです。

近露王子の碑

日置川

釣り人

帰り、せっかくなので高原熊野神社へ寄り道。

建立されたのが新しくて、王子にはなっていないけど、現存する中辺路の建造物では最も古い社殿なんだそうです。

高原熊野神社

小さな石仏

ここからは一気に広島を向かいますが、田辺から和歌山まで大渋滞でこの区間4時間もかかり、広島には22時過ぎに着きました。

運転は疲れたけど、またいつかゆっくり訪ねてみたい場所だと思いました。

2011年8月 安来節全国大会(島根県)

民謡をやってる知人が安来節の全国優勝大会に出場するということで、応援に行きました。
ドジョウすくいで有名な安来節だけど、生で見るのは初めて。
毎年、予選会を勝ち抜いた人が全国大会に出場できるそうで、唄の部・三味線の部・踊りの部などに分かれていて、1級・初段・師範・名人などの階級ごとに競うようです。

会場

唄の部

踊りの部

今回は、師範以上の部に行ったので、皆さん上手で、特に踊り(ドジョウすくい)は甲乙つけるのが難しい感じでした。
唄は、決まった歌詞があると思ってたけど、出演者が即興的に歌詞を作って唄っているような感じもあって、おもしろいですね。

鷺の湯温泉で汗を流して広島に帰りました。

露天風呂



2022年7月 須佐町ドライブ(山口県)

久しぶりのリアル投稿。
今年は早々に梅雨明けしたけど、このところ梅雨末期のような不安定な天気が続いています。
降水確率が低い日を狙って、ぷらっとドライブしてきました。

目的地は、前からリストアップしていた須佐のフォルンフェルスと、山陰線の有名撮影地の一つ、惣郷川橋梁。
広島から、1区間だけ中国道を走って、あとは国道191号線です。

途中、「柴犬の里」という看板があって気になったけど、あとで調べてみて良さそうだったら帰りに寄ることにして通過。

益田市内に入ると、「萬福寺雪舟庭園」という標識があったので、通り過ぎてから、やっぱり寄ってみることにして、引き返しました。
なかなか立派なお寺でした。

萬福寺本堂

雪舟が造った庭園

しばらく益田市内を進むと、今度は柿本神社という標識を見かけたので、またまた引き返して寄り道。

柿本神社

国道は海岸線を走るようになり、いい景色のところで車を停めて撮影。

持石海岸

観音岩

そして目的地の須佐町に到着。
寄り道で時間がかかったけど、撮影場所の列車通過までかなり時間があるので、先に温泉へ。
何しろ、10時10分の次は13時50分まで列車が無いのです。

露天風呂

さて、撮影場所の確認もあるので、早めに橋梁へ向かいます。

江崎漁港

宇田郷駅から線路沿いの細い道を行くと、目当ての橋梁に到着。
道路がちょうどそこだけ広くなっていて、数台が駐車できます。
時間が近づくと、車が3台来ました。
撮影目的のようです。

近くの海岸

海側からの惣郷川橋梁

列車通過

続いて、ホルンフェルスへ。
なかなか珍しい地層です。

ホルンフェルス

記念撮影

これで予定していた目的を達成したので、広島に帰ります。
が、途中「西堂寺六角堂」という標識があったので、またまた寄り道。

六角堂

益田市街を過ぎ、中国山地に入ったところで、行きに見かけた「柴犬の里」。
里は山の奥で、かなり時間がかかりそうなので、国道近くの像だけ見物。

柴犬のルーツ

一人ドライブの場合、昼食は、先を急ぐ気持ちから、ついコンビニで買ったパンやむすびなどを車内で食べるというパターンが多いんだけど、今回もそうなりました。
もう少し余裕を持ちたいものです。

2017年5月 宝満山(福岡県)

広島を始発のこだまで出発し、博多へ。
西鉄太宰府駅からコミュニティバスに乗って竈門神社で下車。
正面道を往復して宝満山へ。

ほとんどが石段の登りで結構きついです。
石段はいつ作られたんだろう。
これだけ作るのは結構大規模な事業だと思うけど、多数の農民がかり出されたんでしょうね。

竈門神社の鳥居からスタート

モミジの新緑その1

シャクナゲ?その1

途中、水場が1カ所あって、展望のよい場所もありました。
中宮跡とかの遺跡もあって、歴史を感じます。

ちらっと展望

石段が続く

晴天で気温もかなり上がってるけど、日光は樹木に遮られて助かります。

家族連れが多いのはいいことだけど、「登り優先」を知らない人が多く、目の前をぐいぐい下ってくるので、自分のペースで歩けません。

山頂は祠があって、大きな岩があり、登ると福岡市内や博多湾の展望がいいですね。

山頂に到着

大きな岩

展望

休んでいる間にもどんどん登山者が登ってくるので、そこそこに下山。

 

シャクナゲ?その2

モミジの新緑その2

所要時間は、登りが2時間弱、下りは1時間半ほどでした。

博多駅周辺をブラブラ、ゆっくりして広島に帰りました。