ごま塩オヤジの全国探訪記

これまでに出かけたところを振り返ってみました。

2014年1月 末広橋梁(三重県)

「東海の産業遺産」という本に、四日市の臨港鉄道に「末広橋梁」という日本最古の可動橋があると載っていたので、行ってみました。

JR四日市駅で下車して南へ。
港に伸びる線路沿いに歩いていくと、ほどなく線路の前に跳ね上がった橋が見えてきました。

四日市駅構内

橋梁が見えてきた

ここから立入禁止

九州・筑後川の可動橋は橋桁が上下する方式でしたが、ここは橋桁を跳ね上げる方式です。
平行する道路橋も、どうやら可動橋みたいで、橋の前後に信号機があって、橋の中央に詰所がありました。
鉄道橋の方は、列車が通る時以外は跳ね上げてありますが、道路橋の方は船が通るときに跳ね上げる感じです。

橋梁を眺めるワタシ

道路橋

道路橋の詰所

列車が来るまで時間があるので、この貨物線を歩いてみました。
さすがに工場内は入れないので手前まで。

貨物線その1

貨物線その2

入れ換え中その1

入れ換え中その2

貨物線の終点

列車が来る時間が近づいたので、橋に引き返し、橋の近くで待機していると、やがてサイレンが鳴って、ゆっくりと橋桁が下りてきました。
それからしばらくして、貨物列車がゆっくり通過。

 

貨物列車通過

跳ね上げ中

しかし、列車が通るたびに人手で橋の上げ下げをしなければいけないし、橋の保守にもお金がかかりそうだし、維持するのもたいへんな気がしました。

2010年9月 塩見岳(南アルプス)

夏休みを利用して、南アルプス登山へ。
2泊3日の日程で塩見岳に登ってきました。
海が見えるから塩見岳と言うらしいけど、ホントに見えるのかな?
南アルプス三平峠をベースに、塩見岳ピストンの計画です。

午後、車で広島を出発し、中央道に入ったところで仮眠。
松川インターを出て、島倉林道の登山口に車を置いて登山開始。
初日は、林道の終点から4時間歩いて稜線のキャンプ場まで。
小雨は止んだが、ガスってて何も見えません。

登山口

登山道

13時過ぎに三伏峠に到着。
とりあえずテントを張ります。

三伏峠に到着

テント

ガスで近くしか見えないので、水場付近まで散歩しただけで、テントの中で過ごすしかありません。

山の斜面

マツムシソウ

こんな山奥で携帯の電波が入るのにはビックリ。
あとは日の入りとともに寝るだけだけど、ラジオ聞いたり、地図を眺めたりして過ごすのも贅沢かもしれません。

夜は雨が降っていたけど、朝、起きてみると、いい天気になっていました(喜)

テントはキャンプ場に張りっぱなしにして、最小限の荷物だけ持って塩見岳まで往復します。
6時前に出発して快調に歩きます。

中央アルプス

目指す山は遠い

赤い実

北岳方面が見えてきた

塩見小屋付近から天狗岳塩見岳

約4時間で、山頂直下に到着。
最後の岩場は嫌だったけど、頂上で待ってたのは、365度の最高の展望とさわやかな風!
地球に山がある限り、登山はやめられません(笑)

天狗岩から山頂への道

山頂への道から見下ろす

山頂にて

富士山

北岳農鳥岳方面

甲斐駒ヶ岳仙丈ヶ岳

悪沢岳赤石岳方面

下りは、山頂でちょっと会話した年配の人と三伏峠まで一緒に歩くことにしました。
自分は島倉登山口まで車で来たと言ったら、飯田線の最寄り駅まで送ってもらえないかということなので快諾しました。
その人は、北岳から縦走して来て、途中、雨のため1日小屋で停滞したそうです。
小屋泊まりにしても大した体力です。

塩見岳を振り返る

またガスが出てきた

15時前に無事テント場に戻ったけど、またガスで展望がなくなりました。

三日目、今日は林道の駐車場へ下りるだけです。
昨日、山頂から一緒に歩いた人と小屋の前で待ち合わせて、また一緒に歩きました。

無事、登山口に下山して、車内では山の話をしながら、飯田線の最寄り駅で別れました。

登山口に下山

「下界に下りたら、まずはアイスが食べたい!」という思いを実現して、高速道路をひたすら西へ。
途中、名古屋で友人と食事をして、そのあとは新名神経由で広島に19時に帰着しました。

 

2015年12月 九州88湯⑤

熊本を朝7時半に車で出発。

大分県佐伯市に祖父母の墓参りに行くついでに途中の温泉に寄り道。
七里田温泉と長湯温泉。

阿蘇の眺め

くまモン自販機

まずは七里田温泉
今回は下の湯(ラムネの湯)に入りました。
ここは内湯のみで、5人ほどしか入れない狭い湯船だけど、とにかく泡付きがすごい。
長湯のラムネ温泉以上かも?

すでに先客が3人入っていて、「おはようございます」と挨拶だけして、あとは無言のまま、ただじっとお湯につかります。
(写真は取り損ねました。)

続いて近くの長湯温泉を2軒ほど。
お風呂に入る前にガニ湯をチェック。
お湯はバッチリ入ってるけど、誰も入浴していません。

ガニ湯

さて、長湯温泉の中心部から少しはずれた森の中にある温泉旅館へ。

内湯と露天風呂があって、湯口からはボコボコとお湯が出ています。
露天からは久住連山が見えました。

炭酸が非常に多い温泉で、宿のおねえさんに「自分でラムネを作って飲めますよ」と言われたので、試してみました。
言われたとおりに、源泉の湯を汲んできて、コップに入れ、クエン酸を少々加えるとソーダの完成です。
好みで追加できるように、シロップやレモン水も用意されています。
なかなかオツなサービスでした。

久住連山

露天風呂

次も、長湯温泉の中心部から少しはずれた一軒宿の温泉。
宿の前には温泉の石灰ドームが。
析出物の多さに期待が持てそうです。

石灰ドーム

そして、浴室は期待どおりの析出物。

浴室

入浴中

大満足です。
これで88湯は20ヶ所になりました。
残り68ヶ所、まだまだ温泉道は続きます。

 

2015年4月 阿蘇・くじゅう温泉めぐり③

4月に熊本に転勤になって1ヶ月。
仕事や生活に慣れて余裕が出てきたので、温泉活動を再開します。
ということで、GWの初日は阿蘇・くじゅう方面へ車で温泉巡り。

広島にいた頃から九州の温泉には何度か来てるけど、近いっていうのは助かりますよね。
で、7時に出発し、阿蘇の外輪山を越えて大分県へ。
まずは長湯温泉に近い七里田温泉
温泉館の「木の葉の湯」に入浴しました。
温泉館には、もう一つ「ラムネの湯」というのもあって、泡がすごくて有名らしいけど、これはまた次回に。

「木の葉の湯」は、緑がかった土色のお湯。
白い粉のような浮遊物がたくさん浮いています。
露天風呂からは、ガスの向こうに久住の山が見えました。

久住の山

入浴

次は、久住連山の麓の赤川温泉へ。
ここは以前から気になっていた温泉で、前回訪れた時は、冬期休業中とのことで入れなかったので、今回は電話で営業を確認してから行きました。

1軒宿の温泉で、内湯と露天風呂があります。
内湯は2つあって、大きい方だけ加温されていて、小さい方の源泉の風呂はかなりぬるめ。
分析表を見ると、23度だって。
露天風呂も加温されていなくて、かなりぬるいです。
やっぱり冬は厳しいかも。
湯船は黄色く変色していて、お湯は青みがかった白色。

温泉宿

内湯から露天を見る

露天風呂

玄関前では、温泉水が飲めるようになっています。
すごく苦くて複雑な味でした。

温泉水

続いて三愛高原へ。

阿蘇の眺め

展望のよい高原のリゾートホテル。
黒川温泉からは数キロ離れていて、しかも黒川温泉とは全然雰囲気が違うのだけど、黒川温泉の入浴手形が使えるみたいなので、ここも黒川温泉の一部なのかもしれません。
とにかく景色が広くて、大自然が実感できる露天風呂でした。

右奥に阿蘇根子岳

入浴中

次は小田温泉。
ここも黒川温泉の近くで、山に囲まれた静かな温泉。
大露天風呂の奥に、洞窟風呂ってのがあって、洞窟の先には、テラスのような場所に屋根付き露天風呂がありました。

広い露天風呂

屋根付き露天

次は、黒川温泉の西にある七滝温泉。
ここは、山の中の狭い道を奥に入った場所で、秘境感があります。
露天風呂は川の横。
森の中って感じで、雰囲気のいいところです
内湯は熱いかもしれないので、棒でかき混ぜるか水を足してくださいと言われたけど、ちょっと熱いくらいで大丈夫でした。

露天風呂

今日の最後は黒川温泉の下流にある田の原温泉。
大露天風呂に入るつもりだったけど、家族湯も料金一緒なので、と家族湯に案内されました。
一人で入るには、もったいないような、家族湯としては広いお風呂でした。
すぐ横に川が流れていて、雰囲気もよいですね。
お湯は透明で普通な感じでした。

広~い家族風呂

謎の浮遊物体

十分に温泉を堪能して、16時に帰宅しました。

阿蘇外輪山から

 

2015年1月 名古屋発九州温泉ドライブ②

1年半ぶりに、また福岡の友人と温泉めぐりをすることになりました。

名古屋を始発の新幹線に乗って西へ。
10時前に博多に到着。

名古屋始発博多行き

博多に到着

博多駅で迎えに来てくれた友人の車に乗って、いざ温泉めぐりへ。
まずは、友人のお薦めの琴平温泉。
日田市街から車で少し走った高瀬川沿いにあります。
露天風呂がいくつかあって、一番奥の露天風呂は河原の中にあって、対岸に滝が見えます。
対岸の道路から丸見えなんだけど、距離があるので気になりません。
夏だったら、川を渡って、滝に打たれることも可能かも(笑)
いい温泉でした。

露天風呂その1

露天風呂その2

川と滝と私

昼食は日田焼きそば
ここもお薦めのお店に案内してもらいました。

日田焼きそば

杖立温泉を過ぎ、阿蘇方面に向けて川沿いを走っていところで、対岸の山の斜面に建っている建物群が見えて、どうやら温泉らしいので、寄ってみることに。
行ってみると、家族湯専門の温泉みたいでした。

斜面に建つ温泉施設

お風呂その1

お風呂その2

次は自分の希望で赤川温泉へ。
くじゅう連山はうっすら雪景色。
山へ向かって走って行くと、冬期休業の張り紙が・・・。

くじゅうの山

張り紙

気を取り直して、涌蓋山の西側にある岳の湯温泉へ。
露天風呂からは湧蓋山が見えて、いい眺めです。
青みのかかった白色の湯はちょっと熱めだけど、「熱い時は、この棒でかき回して冷ましてください」と書いてあって、棒が置いてありました。

涌蓋山と湯けむり

露天風呂からの涌蓋山

ブルーの湯

温泉の前には自噴泉の蒸し器が置いてあって、地獄蒸しが楽しめます。

ゆで玉子

焼き芋

以上で温泉めぐりはおしまい。
帰りは久留米に寄って、夕食はギョーザ屋からラーメン屋。

ギョーザ

久留米ラーメン

博多に戻って、お薦めということでまたギョーザ。

鉄鍋ギョーザ

翌日、朝はゆっくりして、定食屋で食事。

定食

別のお店でスイーツもいただいて、糸島半島へドライブ。
なかなかいいところですね。

スイーツ

夫婦岩

またスイーツ

博多駅まで送ってもらって夕方の新幹線で帰りました。

駅弁のかしわめし



2013年6月 名古屋発九州温泉ドライブ①

広島にいた頃に、福岡の友人と九州温泉めぐりをしようという話になってたんだけど、名古屋に転勤が決まってバタバタしたため延期、やっと実現しました。

朝5時に起きて、名古屋駅を始発の新幹線に乗って西へ。
10時前に博多駅に到着して、迎えに来てくれた友人の車で出発。

九州道から大分道を走り、まずは自分の希望で長湯温泉に行ってもらいました。
前回は、お湯が少なくて満喫できなかった「ガニ湯」
今回はお湯がたっぷり入っていました(喜)

ガニ湯

昼食

次はくじゅう連山の西側、筋湯温泉へ。
ここの温泉街は道路が狭くて、しかも急傾斜の坂が多いのが難点だけど、車を置いて歩いて回るなら素朴な温泉が楽しめそうなところです。

で、共同浴場のうたせ湯大浴場には行ったことがあるので、今回は別の共同浴場へ。
ここは、露天風呂の「岩ん湯」と、内湯の「薬師湯」が、日替わりで男女入れ替わるんだけど、今日はラッキーなことに男湯は「岩ん湯」でした(喜)
やっぱり日頃の行いですかね(笑)
他に客がいなかったので、ゆっくりできました。

岩ん湯

うたせ湯付き

続いて湯坪温泉
どこに入るか決めていなかったので、看板に導かれて露天風呂の家族湯の温泉へ。

空いているお風呂に入ってくださいと言われたので、雰囲気が違うお風呂の中から一番広そうな風呂をチョイス。
中に入ると屋根がついてたけど、これでも一応は露天なのかな?
露天風呂の定義って・・・?

湯の温度が熱いので、水で薄めて調整。
ゆっくりできました。

岩風呂

ここからは福岡に帰ります。
途中、九重”夢”大吊橋で休憩。
高さ173mは歩道橋としては日本一の高さだとか。

”夢”大吊橋

ソフト

そして、せっかくだからとお気に入りの天ヶ瀬温泉の神田湯へご案内。
喜んでいただけたみたいです。

天ヶ瀬温泉

神田湯

20時前に博多に到着。
居酒屋で博多の夜を満喫し、翌日は朝ゆっくりして、天神で食事のあと、博多港などに連れてってもらって午後の新幹線で帰りました。

2012年6月 阿蘇・くじゅう温泉めぐり②

阿蘇の地獄温泉は熊本地震で被災し、建物や温泉が土砂に埋まるなど大きな被害を受け、一時は存続が危ぶまれましたが、関係者やボランティアの皆さんの努力で再開されました。(ただし、すずめの湯は全裸禁止になったようです。)

 

近くに住んでる温泉好きな友人と、土日で九州の温泉に行くことになりました。
今回は自分が車を出すので、先に金曜の夜に広島を出発して福岡に泊まり、土曜の朝に新幹線で来る友人と待ち合わせることにしました。
時間は有効に使わないとね。

朝8時に博多駅で友人を乗せて出発。
まずは阿蘇に向かい、有名な地獄温泉へ。
一軒宿の温泉旅館だけど、広い館内には泉質の異なる複数のお風呂があります。

メインの「すずめの湯」は混浴で女性(注:年配)も堂々と入浴されており、賑やかでしたが、他のお風呂は空いていました。

地獄温泉

すずめの湯(あつめの湯)

その他の湯その1

その他の湯その2

その他の湯その3

さすがにいい温泉でした。
雰囲気もよくて、これまでに行った温泉の中ではナンバーワンかも?

次は、阿蘇の内牧温泉へ。
公衆浴場には入ったことがあるので、今回は割烹旅館を選びました。

旅館

内湯

露天風呂

続いて長湯温泉へ。
まずはガニ湯をチェック。
川の水量が多く、ガニ湯までの通路が水没していました。

ガニ湯

ガニ湯伝説

長湯は日本一の炭酸泉で有名だけど、今回は湯の花が多いことで知られる温泉宿に行ってみました。

白い湯の花がいっぱい(右側)

最後は杖立温泉。
昔、阿蘇登山の帰りに寄ったことがあります。

今回の目当ては無料の共同浴場「元湯」。
が、水温が低すぎて入れませんでした、残念。
あとで調べると、梅雨時期は冠水して入れないとか。

温泉街

元湯

元湯内部

気を取り直して、普通の温泉旅館へ。

露天風呂

あっという間に日が暮れてしまったので福岡に戻って、夜は夜の町へ・・・。
日曜は雨の予報なので、温泉は取りやめて早めに広島に帰ることにしました。

広島への帰り、せっかくだからと北九州に寄ってB級グルメを。

八幡のチャンポン

小倉・魚町の焼きうどん

門司港焼きカレー

午後、無事に広島に到着。
明日からまた仕事をがんばります。