次の休みはどこへ行こうかと地図を眺めていて、三岐鉄道に乗って藤原岳(標高1140m)に登るコースを考えました。
三岐鉄道は鉄道雑誌の貨物列車特集などでよく紹介されてて、セメント輸送が盛んな路線です。
ということで、名古屋の自宅を朝7時前に出発し、三岐鉄道に初乗車して終点の西藤原駅で下車。
山口県の美祢線は、石灰石輸送がトラック輸送に切り替わってしまったけど、ここはこの先どうなんだろう。
そして、藤原岳の登山口へ。
ガイドブックで紹介されていた聖宝寺コースは、通行止めの看板があったので、急きょ、大貝戸コースに変更。
こっちの道の方が歩きやすく初心者向きらしいので、結果ラッキーでした(笑)
でも、急登はないけど、ひたすら登り。
平坦な部分がありません。
登山口の標高は200m以下だから、標高差は1000m以上です。
これは、伯耆大山の標高差よりも大きいです。
山頂の手前に避難小屋があって、ここで左へ行くと山頂、右へ行くと天狗石。
山頂よりも天狗石の方が標高が高いようなので、天狗石の方へ登りました。
山頂はパス(汗)
花の山らしいけど、この時期でもトリカブト系とかの花が咲いていました。
下山後は、東藤原駅から三岐鉄道北勢線の阿下喜駅まで歩いて、阿下喜駅から西桑名までの全線に乗車。
この路線はナローゲージの路線で、踏切で車とぶつかりでもしたら、すぐに転覆してしまいそうな線路幅と車体幅の比率。
電車はそんなにスピードも出さずに田園地帯をトコトコ走ります。
しかし、この路線は、地域の足ではあるけど、バスの方が運行コストがはるかに安いのが明らかな乗客数でした。
でも、こういう鉄道が地域の足として存続できるような交通政策をお願いしたいものです。